ダグラス X-3スティレット
性能所元 X-3
全長 20.35m
全幅 6.91m
全高 3.82m
翼面積 15,47㎡
全備重量 9440kg
エンジン XJ-34WE-17×2
推力 2220kg×2
最大速度 1136km(6100m)
最大到達高度 11580m
航続時間 1時間(950km)
猛禽のように大空を舞う戦闘機、男のロマンを搔き立てる。超音速に挑戦したF-104やF-106、Suー27最新のF-22ああ~ロマンだ! 気に入ったジェット戦闘機の事を書いてゆくブログです。
武装中立を選んだスヴェーデンが自力開発したダブル・デルタ翼の戦闘機。高いSTOL性、モジュール化され良好な整備性を持つコンパクトな機体、マッハ2級の超大国の第一線機に劣らぬドラケンを作り上げた人口800万の小国スヴェーデンに感服する。当初は昼間迎撃機であったが全天候迎撃機に進化し、自国はもとよりフィンランド、デンマーク、オーストリア空軍にも採用され北部欧州の防空任務に就いた。
性能所元
全長 15.34m
全幅 9.42m
全高 3.89m
翼面積 49.20㎡
離陸重量 14590kg
エンジン ボルボ・フリグモーターRM60
推力 8165kg(A/B)
最大速度 M2.0
上昇限度 20000m
戦闘行動半径 360km
武装 ADEN30ミリ砲×1(90発)
AAM、爆弾、増槽等最大3000kg
米軍のアムラームに対抗して開発されたと言われるロシアのRー77中距離空対空ミサイル。アムラームスキーなどと蔑称されるが機動性、射程などは米軍のアムラームを凌駕するといわれる。アクティブ・レーダー・ホーミングによる撃ちっ放し能力を有する。アムラームより少し大型で尾部の簀状の舵翼に特徴がある。1994年より運用され、ラム・ジェット・エンジン装備の長射程タイプRー77M1もある。
性能所元 Rー77
全長 3.60m
直径 0.20m
全幅 0.35m
重量 175kg
エンジン 固体ロケット・モーター
最大速度 M4+
航続距離 90km+
アクティブレーダーホーミングで撃ちっ放し能力と同時多目標攻撃能力を持つ中距離ミサイル。発射された後は慣性誘導で飛行し、自らのレーダーで目標を捕らえて終端誘導に入る。対電子妨害対抗能力にも優れ旧式なスパロー装備の自衛隊機とAMRAAM装備の米軍機が模擬戦闘訓練をすると決定的に米軍機が優位に立つと言う。1992年から生産され米軍、韓国空軍で使用されている。地上発射型やラムジェットを装備した長射程のFMRAAMも開発中と言われる。
性能所元 AIM-120D
全長 3.66m
直径 0.176m
翼幅 0.525m
重量 150.75kg
最大速度 マッハ4
射程 32km~180km
F-1に続く支援戦闘機(攻撃戦闘機)として自主開発が計画されていたF-2。高度技術も持ち鼻息荒い日本に危惧したのはレーガン米国。日本の開発費1650億円計上の甘さに、自国の経験から6000億円はかかると読み計画頓挫を恐れて共同開発を持ちかけた。やがてパパ・ブッシュに替わった米国は余裕も無くなり、なりふり構わず自国の権益追求に走った。日本政府の見通しの甘さ、米国の強引さに翻弄されたF-2は開発が3年遅れ、開発費は3270億に上った。ICBMから空母艦隊までそろえる米国は一点豪華主義でF-2に対艦ミサイル4発搭載まで要求する日本を理解できず、出来上がったF-2は不満足な物と成った。これが「自主開発の方が良かった」との意見となっている。しかし地道な努力で平成20年からはアクティブ・レーダー・ミサイルAAM-4(99式対空ミサイル)も搭載可能になったが、機体の小ささは如何ともしがたくこれ以上の開発は中止された。攻撃兵器を持たない航空自衛隊は、やはり一点豪華主義から離れられないのだ。
性能諸元
全長 15.52m
全幅 11.13m
全高 4.96m
翼面積 34.84㎡
最大離陸重量 22100kg
エンジンIHI/GE F110 IHI-129ターボファン
最大推力 13381kgf
最大速度 M2.0
戦闘行動半径 450nm
固定武装 JM61A120ミリ機関砲×1(512発)
(航空阻止)ASM-2(93式空対艦)×4
AAM-3(90式空対空)×4
600ガロン増槽×2
300ガロン増槽×1
ロッキードの特殊偵察機から発展したSR-71はM3以上の高速巡航が出来る、世界初の機体である。M3以上での超音速巡航中の機体温度は300~700度にも達する為、特殊な材質、特別な設計がされており、地上では燃料漏れを起すという。本機の戦闘機型のYF-12が旧ソ連のMig-25開発の契機になったと言われる。いずれにしても、このような化け物みたいな超高速機を1950年代から開発した、ロッキード社の技術力に敬服する。ベトナム戦争、北朝鮮、中東で数々の戦略偵察任務を遂行したが、只の一機も撃墜されてない。沖縄では真っ黒な異様な外観から「ハブ」と称された。
性能諸元 SR-71A
全長 32.74m
全幅 16.94m
全高 5.64m
翼面積 166.72㎡
全備重量 63500kg
エンジン P&W JT11D-20K×2
推力(A/B) 151.1kN×2
最大巡航速度 M3.2
実用上昇限度 25900m
航続距離 5150km
低空侵攻が可能な全天候戦闘攻撃機として計画されたF-111、可変後退翼のSTOL性から海軍も参加したが、あれもこれもと要求が重なり計画より10トンも重くなり、結局空母運用は無理と海軍は降りてしまった。電子装備が真空管から半導体に替わる過渡期の機体で巨大な機体の搭載力は大きく11トンに達する。ベトナム戦争後搭載力を生かしてBF-111となりオーストラリア空軍にも採用された。だが私が好きなのはエスコート・ジャマーのEF-111レイブンである。大柄な機体とサイド・バイ・サイドの座席、たぐい稀な高速性能をいかした電子戦支援機EF-111は湾岸戦争でも大活躍したが、任務上スポットライトが当る事はない。戦後、コストの問題からEA-6へと任務を引き継いでいる。
性能諸元 EF-111A
乗員 2人
全長 23.02m
全幅 19.20m(後退角16度)
9.74m(後退角72.5度)
全高 6.10m
翼面積 48.77~61.07㎡
最大離陸重量 40350kg
エンジン P&W TF-30-P-109×2
推力 8890kg×2
最大速度 M2.2
上昇限度 17650m
戦闘行動半径 1500km
武装 AAM
イスラエルがクフィル、A-4の後継として開発した戦闘機。その実、資金も技術も米国頼みの機体でF-16にデルタ翼とカーナードを付けた様なクローズ・カップド・デルタ・スタイルだが一回り小さい。最高速度より機動性、航続力と搭載量を重視した。EF-2000,ラファールなどと同じ新世代のマルチロール戦闘機である。ところが完成間近に米国が豹変、F-16購入の政治圧力を加えて来た。試作機3機だけで、泣く泣く打ち切りとなった。周囲を敵国に囲まれた小国イスラエルが最大の支援国米国に逆らえる訳も無い。開発者は後に中国に渡りJ-10の開発に当ったと言う。
性能諸元
全長 14.57m
全幅 8.78m
全高 4.78m
翼面積 33.05㎡
離陸重量 19277kg
エンジン P&W1120ターボファ
推力 9337kg
最大速度 M1.85
上昇限度 15239m
行動半径 2131km
武装 30ミリDEFA機関砲×1
AAM,ASM,爆弾等7257kg
ダッソーブレゲー社が独自開発したスーパーミラージュ4000、米国のF-15に匹敵する双発の強力な大型マルチロール戦闘機である。複合材を多用し軽量化を図り、カーナードを付けて機動性の向上を狙った。12箇所のハードポイントに8000kgのペイロードを持つ強力な戦闘機となったが、非常に高価な為かサウジアラビアが興味を示した位で採用する国は現れなかった。ラファールの開発に貢献はしたようだ。 フランスの栄光を背負った悲劇の失敗作となった戦闘機である。
性能諸元
全長 18.6m
全幅 11.0m
全高 5.4m
翼面積 64㎡
最大離陸重量 30000kg
エンジン SNECMA M53-2×2
推力 83kN×2
最大速度 M2.5+
航続力 4000km
武装 DEFA30ミリ砲×2
AAM、ASM、爆弾等8000kg
フランスの武器禁輸政策で補給を絶たれ窮地に落ち入ったイスラエルが全力を挙げて国産化に取り組んだミラージュ5版のネシェル。モサドの暗躍などが話題に上った。ミラージュの加速力に不満を持つイスラエル空軍は、これに強力なF4ファントムのエンジンを組み合わせてカーナードを付けて完成したのがクフィルC2。機動性も大幅に向上した、強力な戦闘爆撃機となった。更に電子機器が改良されC7と進化して160機余り生産され、イスラエル空軍のほか、エクアドル、スリランカ、コロンビアにも輸出された。人口200~300万人程の小国でも本気になればマッハ2級の戦闘機が作れる事を証明した功績は大きい。
性能諸元 クフィルC7
全長 15.65m
全幅 8.22m
全高 4.55m
翼面積 34.80㎡
最大離陸重量 16500kg
エンジン ジェネラルエレクトリックJ79ーJ1E
推力 8505kg(A/B)
最大速度 M2.3+(11000m)
実用上昇限度 17700m
航続距離 3230km
武装 30ミリDEFA機関砲×2(125発)
AAM、爆弾等6085kg
世界15カ国に輸出され2000機以上が生産されたMig-29、統一後のドイツ空軍の評価によれば優れた運動性と格闘性能を持つが搭載量、電子機器・システムの能力不足により限定的運用にならざる負えない。実際の模擬空戦ではF-15を圧倒しF-16と同等、トーネードとの結果は秘密と言われる。ただしこれは輸出用機体の評価で、ロシア空軍用より相当グレード・ダウンされてると言われる。そのロシア本国でも冷戦後の予算不足で、より大型長大な航続力のSu-27に一本化され冷や飯を食わされた。しかし改良型Mig-29 OTVは可変ノズルを持ち、エンジンとアビオニクスの近代化でSu-30を上回る高機動性を見せ、Mig-35として提案されている。近年のロシアのエレクトロニクス、IT産業の進歩は目覚しく、電子装備アビオニクスは西側と同等か、それ以上、ロシア機の欠点であるエンジン寿命の短さも相当改善されたと言われる。
性能諸元 Mig-29 9-12
全長 17.32m
全幅 11.33m
全高 4.73m
最大重量 18100kg
エンジンクリモフサルキソフRD33ターボファン×2
推力 8300kg×2
最大速度 M2.3
上昇限度 17000m
航続距離 1500km+
武装 Gsh-301 30ミリ機関砲×1(150発)
爆弾・ミサイル AA-8、AA-10、AA-11計6発
爆弾等合計3000kg
数奇な運命の機体である。元来はノースロップ社の自主開発戦闘機P-530、空軍の軽量戦闘機計画のF-17へと発展したがF-16に破れ、海軍がF-18としてマクダネル・ダグラス社に発注。F-14、Aー7、Aー6の後継機としてマルチロール・ファイターF-18が誕生した。高度な電子装備を持ち、空母への離着艦は殆ど自動で行われるという。湾岸戦争では地上攻撃を受け持った。日本航空自衛隊のFXの候補機でもある。
性能諸元 F-18F
乗員 2名(E型は1名)
全長 18.38m
全幅 13.62m
全高 4.88m
翼面積 46.45㎡
通常戦闘離陸重量 22169kg
エンジン GE F414-GE400 (推力9979kg)×2
最大速度 M1.7+
上昇限度 15240m
戦闘行動半径 1231km
武装 M61 20ミリバルカン砲×1 14969kgのミサイル、爆弾等
1950年代後半、旧ソビエト連邦の核搭載爆撃機の脅威から米国本土を防衛する目的で高度に自動化された自動兵装管制装置を搭載し半自動防空管制システムに組み込まれたデルタ翼のインターセプターが開発された。当時の真空管を使った電子装置には限界もあったがF-106は前身のF-102より優れ、シックス・シューターと愛称されて1988年迄米本土防衛任務に就いた。かなり大型の高価な機体である。
1968年から 欧州諸国にカナダで共同開発を始め、後にカナダ、オランダ、ベルギーが脱落、英独イタリアで開発されたマルチロール・ファイター。可変後退翼、ストラスト・リバーサー、極めて高度の電子機能を持ち、フライ・バイ・ワイヤーを初めて取り入れるなど、超先進的機体。阻止攻撃型のIDSは後のストライクイーグルの手本となった。防空戦闘型のADV、電子戦闘偵察型のECRがある。湾岸戦争では高速超低空進入攻撃で口火を切り、制空権を確保した。前回の航空自衛隊FXの時、ADVが提案されたが、設計思想の旧式な米国製F15に決まったのは残念だった。
性能諸元 トーネードIDS
乗員 2名
全長 16.72m
全幅 8.60~13.91m (後退角25°~67°)
全高 5.95m
翼面積 26.6㎡(後退角25°)
運用重量 27950kg
エンジン ターボユニオンRB199-34 Mk103(A/B7290kg)×2
最大速度 M2.2
上昇限度 15240m+
戦闘行動半径 1389km
武装 マウザー27ミリ機関砲×2 爆弾、ミサイル等9000kg
スエーデン開発の「身の丈に合った」マルチロール・ファイター。F-22のような超高性能を狙う訳でもF-2000のように多国間での妥協の産物でもない、スエーデンの国情、国力に見合った戦闘機。安価な軽量多目的戦闘機として輸出にも積極的で南アフリカ28機、ハンガリー14機、チェコ24機などが決定した。 日本の次期戦闘機に採用したら如何だろう? ミサイルとレーダーの性能が勝敗を決める昨今、防空任務に限定するならスティルス性も無用だし。日本の技術を加えて性能向上し、ウルトラ・グリペン作っても面白い。 民生品を上手く使い安価にまとめる手法は今後の国産戦闘機製作の参考にもなる。
性能諸元 JAS-39B
乗員 2名(A型は1名)
全長 14.76m
全幅 8.40m
全高 4.50m
翼面積 30.00㎡
最大離陸重量 13000kg
エンジン ボルボフリーグモーター/GM RM12
推力 A/B時8210kg
最大速度 M2.0
戦闘行動半径 800km
武装 BK27 27ミリ機関砲×1 最大5300kgのミサイル、爆弾等
英国、ドイツ、イタリア、スペイン共同開発の4.5世代マルチロール・ファイター。スーパークルーズも可能でF-22程のスティルス性は無いが、日本の防衛には十分。米国上院で輸出が否決されたF-22より、日本製電子機器、素材などの参加を求めるEF-2000の方が航空防衛産業の事を考慮すると現実的かも。そして次次期戦闘機の欧州との共同開発に持ち込めれば最高。そう言えば、日本自主開発の旧FSXの姿に似ているな。日の丸を付けたEF-2000はカッコイイだろうな。
性能諸元
全長 15.96m
全幅 10.95m
全高 5.28m
翼面積 50㎡
全備重量 23500kg
エンジン ユーロジェットEJ200 (A/B推力9178kg)×2
最大速度 M2.0+
航続距離 1389km
実用上昇限度 18300m+
武装 マウザーBK27mm機関砲 (150発) ミサイル、爆弾等 6000kg
ミラージュ4Pは1986年、ASMP核ミサイルを搭載して作戦配備に付いた。ASMPは射程100Kmあった事から、目標を攻撃する際、敵から反撃を受ける危険性が低くなった。何度見てもかっこいい!。既にフランス空軍を退役したはず。日本の航空自衛隊で購入し、近代化改修して戦闘爆撃機として使えないだろうか。エンジンと電子機器を強化して、双垂直尾翼にし、カーナードを付ければ最高。機体が大きいだけに、AAMもASMも沢山搭載出来る。
性能諸元 ミラージュ4P
乗員 2名
全長 23.45m
全幅 11.85m
全高 5.65m
自重 14500kg
総重量 33500kg
エンジン SMECMAアター9K×2推力 4700kg×2
最大速度 マッハ2.2 高度11000m
実用上昇限度 20000m
航続距離 3704km
武装 ASMP核ミサイル×1
謎の多い機体である。スホーイ設計局の自主開発5世代戦闘機と言われるが、それも謎? カーナードに前進翼、尾翼を組み合わせ、推力変更ノズルも備え、スティルス性も持つと言われるが、それも謎?ショーに良く登場する客寄せパンダか?実験機か?ロシア空軍採用の話は聞かない。
性能諸元
全長 22.60m
全幅 16.70m
全高 6.40m
翼面積 56.00㎡
運用重量 25670kg
エンジン リューリカD-30F6 推力 (A/B ) 15600kg×2
最大速度 M2.1
上昇限度 18000m
航続距離 3300km
武装 30ミリ機関砲×1 その他
広大な国土を防衛する為に開発され、進化し続ける、かなり大型のマルチロール・ファイター。AWACSなどに支援を受けなくても単独で戦えるよう多目標をロックオン出来る高度な電子装備も持っている。レーダーが使えない場合の赤外線探知装置、レーザー測距装置を持ち、西側にも無いヘルメット・マウント・ディスプレイを装備する。最新型は推力偏向装置も装備し、高機動性で、AWACSの支援無しに戦えばF-15に勝つと言われる。Suー30、33、35、37など非常に多くの発展型があり、中国、インド、インドネシア、タイなど、多くの国に採用されている。
性能諸元
全長 21.90m
全幅 14.70m
全高 5.93m
翼面積 62.00㎡
最大離陸重量 33000kg
エンジン リューリカAL-31F A/B推力12500kg×2
最大速度 M2.35
上昇限度 18000m
航続距離 4000km
武装 DSh301 30ミリ機関砲(150発)×1
搭載量 最大9トン
米国は「軽量簡易型戦闘機計画」から成功例が生まれる。F-104がそうだったし、このF-16もそうだ。空軍の主力戦闘機が、何でも有りの豪華版になってしまうと、反作用が起こるらしい。ハイ・ロー・ミックスのローにされた本機も可哀想だが、性能的にはミラージュ2000と同等以上だ。フライ・バイ・ワイヤー、ブレンデッド・ウイング・ボディーを取り入れた最初の実用マルチロール・ファイター。政治力も有って、世界的ベストセラーになった為、何処でも飛んでいる。イスラエルのラビを政治圧力で潰して後継となり、日本の前FSXも政治圧力で潰して後釜に納まった。まさに強い米国の象徴、ファイティング・ファルコン。
性能諸元
全長 15.03m
全幅 9.50m
全高 5.09m
翼面積 27.87㎡
最大離陸重量 19187kg
エンジン GE F-110-GEー129
推力 13421kg
最大速度 M2.0+
上昇限度 15240m
武装 M61A1 20ミリ機関砲×1
爆弾等 5443kg
日本航空自衛隊の次期戦闘機になるかも知れないラプター。航空支配戦闘機と名付けられた第5世代戦闘機。攻撃兵器を持たない日本に取って有効な戦闘機かも知れない。 それにしても高価過ぎる。兵器は次第に高価になって、限界を超えると新しい兵器体系に取って代わられると言う。嘗ての戦艦がそうだった。今、空母と戦闘機が同じ運命なのかも知れない。そんな予感を感じさせるF-22 ラブターである。
性能諸元
乗員 1名
全長 18.92m
全幅 13.56m
全高 5.08m
翼面積 78.04㎡
運用重量 25107㎏
エンジン P&W F-119ーPW100 A/B ターボファン×2
推力 35000lb.(A/B使用時)
最大速度 M2.42
巡航速度 M1.72
航続距離 3193km
実用上昇限度 15240m
武装 M61A2 20㎜機関砲 (480発)
AAM×8~14 (任務による)
1952年に初飛行した無人戦闘機?実質的には2段式長距離ミサイルである。当時はミサイル万能、有人戦闘機無用論が幅を利かせていた。結局名称はIM-69、IM-99、核弾頭装備のCIM-10と変化し長距離地対空ミサイルと分類された。当時の技術では無人戦闘機は無理があったが、現代なら可能かもしれない。
性能諸元
全長 14.20m
全幅 5.54m
胴体直径 0.89m
重量 7020kg
弾頭 IM-99 1000kgのTNT
CIMー10 10ktの核
最大速度 M2.8~3.0
射程距離 700km