三菱 F-2 支援戦闘機

F-1に続く支援戦闘機(攻撃戦闘機)として自主開発が計画されていたF-2。高度技術も持ち鼻息荒い日本に危惧したのはレーガン米国。日本の開発費1650億円計上の甘さに、自国の経験から6000億円はかかると読み計画頓挫を恐れて共同開発を持ちかけた。やがてパパ・ブッシュに替わった米国は余裕も無くなり、なりふり構わず自国の権益追求に走った。日本政府の見通しの甘さ、米国の強引さに翻弄されたF-2は開発が3年遅れ、開発費は3270億に上った。ICBMから空母艦隊までそろえる米国は一点豪華主義でF-2に対艦ミサイル4発搭載まで要求する日本を理解できず、出来上がったF-2は不満足な物と成った。これが「自主開発の方が良かった」との意見となっている。しかし地道な努力で平成20年からはアクティブ・レーダー・ミサイルAAM-4(99式対空ミサイル)も搭載可能になったが、機体の小ささは如何ともしがたくこれ以上の開発は中止された。攻撃兵器を持たない航空自衛隊は、やはり一点豪華主義から離れられないのだ。
性能諸元
全長         15.52m
全幅         11.13m
全高          4.96m
翼面積        34.84㎡
最大離陸重量    22100kg
エンジンIHI/GE F110 IHI-129ターボファン
最大推力      13381kgf
最大速度      M2.0
戦闘行動半径   450nm
固定武装 JM61A120ミリ機関砲×1(512発)
(航空阻止)ASM-2(93式空対艦)×4
         AAM-3(90式空対空)×4
         600ガロン増槽×2 
         300ガロン増槽×1