Mig-21 フィッシュベット

旧ソビエト連邦だけでも一万機以上生産され、チェコ、インド、中国などでもライセンス、コピー生産されているベスト・セラー戦闘機。初飛行は1955年だが、MIG-19譲りの優れた格闘性能はF-16、MIG-29出現まで凌ぐ者が無かった。単純で安価な運用コストに、ルーマニアやブルガリアなどMIG-29を退役させMIG-21に戻す国すら有る。近代化改修キットもロシアのMIG-21-93、イスラエルのMIG-21-2000など豊富だ。中国ではコピー生産から独自の発達を遂げ、今なお生産、輸出されている。西側戦闘機1機分で1飛行隊そろうのは予算に制約有る小国には魅力だろう。

性能諸元    MIG-21-2000
全長         15.76m
全幅          7.154m
全高          4.71m
翼面積        23.00㎡
運用重量      8825kg
エンジン   ツマンスキーR25-300
推力         7100kg(A/B)
最大速度      M2.1
巡航速度      946km
実用上昇限度   17800m
航続距離       1800km
武装        23ミリ機関砲×2(200発)
          1500kgまでのミサイル、爆弾等