ダグラス X-3スティレット
1945年6月20日に開発が承認されたX-3は、地上から自力発進を基本としてマッハ2の速度と30分の航続時間を求められた実験機で、49年に製作がスタート、52年9月20日に初飛行した。しかしエンジンの推力不足から水平飛行で音速を超えられず(マッハ0.987)、53年7月28日にダイブでマッハ1.21を記録したのみで結局、計画はキャンセルされた。エンジン選定の誤りで先進的外観を裏切る低性能機に終わった実験機である。 しかし、対日戦争のさなかに航空先進国のドイツ、英国に追いつけ、追い越せと力む米国の努力を感じる機体である。
性能所元 X-3
全長 20.35m
全幅 6.91m
全高 3.82m
翼面積 15,47㎡
全備重量 9440kg
エンジン XJ-34WE-17×2
推力 2220kg×2
最大速度 1136km(6100m)
最大到達高度 11580m
航続時間 1時間(950km)
性能所元 X-3
全長 20.35m
全幅 6.91m
全高 3.82m
翼面積 15,47㎡
全備重量 9440kg
エンジン XJ-34WE-17×2
推力 2220kg×2
最大速度 1136km(6100m)
最大到達高度 11580m
航続時間 1時間(950km)