Mig-25 フォックスバット
ベレンコ中尉の亡命で謎が明らかになった旧ソ連の戦闘機。チタニュウムの代わりにスチールが多用されて機体重量は20トンを超え、真空管を使う外見に似合わぬ機体。旧ソ連が限られた技術で西側最新鋭機に対抗しようとした必死の努力の結晶である。MIG-25に零戦がかぶって見える。アスペクト比の大きいクリップド・デルタ翼、3次元空気取り入れ口などアグレッシブな外形とかけ離れた内容にがっかりとしたものだ。現在はMIG-31へと発展してロシアの防空任務についている。
性能諸元 MIG-25PD
全長 19.75m
全幅 14.015m
全高 6.50m
運用重量 36720kg
エンジン R-15BD-300(推力11200kg)×2
最大速度 M2.83
実用上昇限度 20700m
航続距離 1730km
武装 R-40ミサイル×4 またはR-40×2、 R-60×4