ミラージュ4000
ダッソーブレゲー社が独自開発したスーパーミラージュ4000、米国のF-15に匹敵する双発の強力な大型マルチロール戦闘機である。複合材を多用し軽量化を図り、カーナードを付けて機動性の向上を狙った。12箇所のハードポイントに8000kgのペイロードを持つ強力な戦闘機となったが、非常に高価な為かサウジアラビアが興味を示した位で採用する国は現れなかった。ラファールの開発に貢献はしたようだ。 フランスの栄光を背負った悲劇の失敗作となった戦闘機である。
性能諸元
全長 18.6m
全幅 11.0m
全高 5.4m
翼面積 64㎡
最大離陸重量 30000kg
エンジン SNECMA M53-2×2
推力 83kN×2
最大速度 M2.5+
航続力 4000km
武装 DEFA30ミリ砲×2
AAM、ASM、爆弾等8000kg